第134話 手作りプラネタリウム
100円ショップで買った手作りプラネタリウム。ボール紙に12面の六角形があり、それを切り抜き、押しピンを使って、小さな穴をできるだけたくさん開けていく。それが夜空の星になるようだ。

六角形の十二面体の球体ができた。それから暗くなるのを待って、部屋の壁や天井に星空を作ってみた。二人の子は、ワクワクしながらこの瞬間を日中からずうっと待っていたのだ。壁に現れた星空は思ったよりも大成功だった(^_-)-☆

「うわーっ、チュゴイ!」と3歳児。「きれいだね~!」とため息交じりの7歳児。
本当に無数の星が夜空に煌めいているように見える(^_-)-☆

「これほんものの星みたい。うわーっ、うごいているよ。きれい~」
私は手のひらにのせたプラネタリウムを静かに動かして、壁や天井に星々を流し続ける。
「あ、ながれぼしだよ★~」「うわーっ、ながれボチだね~」とチビも言っている。

そのうちニーニはキーボードにスイッチを入れる。ほんとにムード満点だ!『星に願いを』のメロディーが流れる♪(^^♪

家の中で、これほどの天体ショーが楽しめるなんて、まるで奇跡のよう(^_-)-☆
百円銀貨の魔法だ!

ニーニが言う。「かみさまもみてるかな?」
「そうだね、きっと神様も見てるよ。ニコニコしてる」(^。^)y-.。o○
神様の笑顔が二人の子どももたちを包んでいるに違いない(^_-)-☆
第133話 ママのおなかの中にいるときサルだったんだよ
ママがヒステリーを起こしているので、ニーニはしょんぼりしていた。

しばらくしてママは反省した様子で、「虹、こっちにおいで」と呼ぶ。ニーニはママに飛びつく。ママはニーニを軽く抱きしめた。

その時ニーニが言った。「あのね、ニーちゃんママのおなかの中にいたとき、サルだったんだよ」いきなりそんなとんでもないことを言って、ママを驚かせる。

「えっ?ママはおサルさんを産んだ覚えなはいけどなぁ」と戸惑ったように言っているママの体に両手を回したまま、ニーニは私のほうに顔を向けていたずらっぽくニッと笑ったのだった(^_-)-☆
第132話・こわいおかおはフワフワとんでいったよ
ニーニは怖がりだ。小さい子はお化けをとても怖がる。リアルな存在に思えるようだ。

「あのね」とニーニは語りはじめた。


「よなかにトイレにおきたのね。パパとママはねむっていたの。クリオも。そしてね、ひとりでトイレからでて、ゴミばこのところね、かどのところにおいてあるやつ。そこにね、かみがはいっていたの。『あれ、なにかな?』っておもってとったのね。そしたら、スゴーイこわいの!目がこんなにグチャグチャになっていて、お口はこーんなふうに、ここまでまっかにさけたみたいになっていたの」

「ほんとに?夢みたんじゃないの?」

「ちがうもん。そしてにーちゃんね、こわいから、それをもって、それからベランダのガラス戸をあけて、2かいからそのかみをすてたの。かみはフワフワとんでいった。したのほうにおちていったよ」


「・・・?」私はそんな不思議なニーニの夢のお話を聞いていた。話した後ニーニは心が軽くなったのかホッとしているように見えた
(^_-)-☆
第131話 シャボン玉
ふたりの大好きなシャボン玉を私はいつも用意しておく。いつでもしたいときにできるように。ニーニの家の庭、私のアパートのドアの前、時には近くの公園に出向いて、遊具で遊んだりシャボン玉で遊んだりと楽しい時を過ごす(^^♪

何度でも楽しめる虹色の無数のシャボン玉(^。^)y-.。o○
風に乗って舞い上がっていくときも、大きくゆらゆらして空中遊泳していつまでも壊れずにいるときも、その時その時の色々な様子を楽しませてくれる(^_-)-☆★☆★


「うわー、おおきいねー」「あっ、ちっちゃいねー」「うわー、ホラホラあんなところまで上がっていったよ」「ほんとだー」「たかいねー」シャボン玉をしているときのきょうだいは仲良しだ♪♪

どんどん生まれてどんどん消えていく虹の子どもたち。「シャボン玉はどうしてすぐに消えちゃうんだろ…」とニーニ。「あ、またこわれた」はかない命はシャボン玉の宿命なのよ、と思いながら「次に生まれてくるためにかな?」と言うと、「かな?」とニーニ。私たちは顔を見合わせて微笑み合う(#^.^#)その時、クリオが大きなシャボン玉を膨らませたのを見て、「あ、メタボなシャボン玉!」とニーニが叫ぶ。(メタボ?!)

虹色のシャボン玉の群れが、ふたりの笑顔を取り巻きながら、空に舞い上がっていく(^。^)y-.。o○
第130話★フロアの虹
西日がカーテンの隙間から水槽に当たり、魚たちを光らせていた。私はニーニとクリオと三人で、いつものようにリビングで遊んでいた。「あ、にじ」とクリオがポツンと言った。「え?にじ?」「どこに?」ニーニと私。

そして、私たちは驚くべきものを目にしていたのである。何とフローリングの床の上に、すごい虹が現れていた(^_-)-☆「何これ?!」「にじ、だねー!」「うん、にじだ!にじだ!」と、それぞれビックリして言い合う!(^^)!

こんなことってあるのだろうか?!虹は空にかかるもので、家の中で見られるものとは想像したこともなかった。それは陽光が、悠々と泳ぐ大小の魚たちの水槽の中を通ってフローリングの居間に描いたもののようだった。虹の光線の前に立つと、手足や顔にも虹が映った。ニーニの顔に、クリオの手足に、そして私の手のひらにも七色の虹が映っている。「ワーイ、ワーイ、にじだ!にじだ!」とふたりの姉弟は虹と戯れながら喜び合っている(^.^)/~~~★☆

私は、ケイタイでその虹の写真を撮った。奇跡のような虹の写真を撮りながら、ふと、それは神さまからの贈り物のような気さえしてくるのだった。この無邪気なふたりの子どもたちへのプレゼントかもしれなかった★(*^。^*)★
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