第136話 8歳の女性
「ニーちゃんじょせいになるから」などと言って、顔にパウダーファンデーションをたたいて、鏡を覗いている。

女性などという言葉を使って、お化粧は大人がしているから、そんな気分になって言ってみたのかもしれない(^^♪

今日は紅ふでで、ラメ入りのベージュの口紅を丁寧に塗っている。「このいろきにいったの。キラキラはいっているから」だそうだ(^^♪
あちこち白くムラのある顔を私のほうに向けて、こぼれそうな笑みを浮かべて満足気だ(^_-)-☆

「あ、『女性』になった」と私が言うと、「きれい?」とちよっっと不安げな顔で聞く。

私は白くムラになっている部分を指先で軽く伸ばしてあげながら、「うん、きれい」と言ってあげると、ニーニはニコッとして嬉しそうにした(^_-)-☆
第135話 ペガサス宇宙人
ペガサスのガラスの置物は、赤、青、オレンジの三色に色が変わる。スイッチを入れて、光るペガサスを見ているとき、ニーニが言う。「あれ、これウチュウ人でしょ?」「これはペガサスだよ。羽の生えた馬だよ」と、私が説明しても「これウチュウ人。ニーちゃんみたよ。クリオをみた。まどのそとにみえたんだよ。はねがはえていて、とんでいた」「そうなの?ウチュウ人見たんだ」と言いながら、それは突拍子のないことを言っているように思えたが、でも、もしかして二人は本当に見たのかもしれない(^_-)-☆

(羽が生えた宇宙人?それは天使じゃない・・・?)

子どもって素敵な生き物だから、天使だって見えてしまうかもしれない(^。^)y-.。o○
第134話 手作りプラネタリウム
100円ショップで買った手作りプラネタリウム。ボール紙に12面の六角形があり、それを切り抜き、押しピンを使って、小さな穴をできるだけたくさん開けていく。それが夜空の星になるようだ。

六角形の十二面体の球体ができた。それから暗くなるのを待って、部屋の壁や天井に星空を作ってみた。二人の子は、ワクワクしながらこの瞬間を日中からずうっと待っていたのだ。壁に現れた星空は思ったよりも大成功だった(^_-)-☆

「うわーっ、チュゴイ!」と3歳児。「きれいだね~!」とため息交じりの7歳児。
本当に無数の星が夜空に煌めいているように見える(^_-)-☆

「これほんものの星みたい。うわーっ、うごいているよ。きれい~」
私は手のひらにのせたプラネタリウムを静かに動かして、壁や天井に星々を流し続ける。
「あ、ながれぼしだよ★~」「うわーっ、ながれボチだね~」とチビも言っている。

そのうちニーニはキーボードにスイッチを入れる。ほんとにムード満点だ!『星に願いを』のメロディーが流れる♪(^^♪

家の中で、これほどの天体ショーが楽しめるなんて、まるで奇跡のよう(^_-)-☆
百円銀貨の魔法だ!

ニーニが言う。「かみさまもみてるかな?」
「そうだね、きっと神様も見てるよ。ニコニコしてる」(^。^)y-.。o○
神様の笑顔が二人の子どももたちを包んでいるに違いない(^_-)-☆
第133話 ママのおなかの中にいるときサルだったんだよ
ママがヒステリーを起こしているので、ニーニはしょんぼりしていた。

しばらくしてママは反省した様子で、「虹、こっちにおいで」と呼ぶ。ニーニはママに飛びつく。ママはニーニを軽く抱きしめた。

その時ニーニが言った。「あのね、ニーちゃんママのおなかの中にいたとき、サルだったんだよ」いきなりそんなとんでもないことを言って、ママを驚かせる。

「えっ?ママはおサルさんを産んだ覚えなはいけどなぁ」と戸惑ったように言っているママの体に両手を回したまま、ニーニは私のほうに顔を向けていたずらっぽくニッと笑ったのだった(^_-)-☆
第132話・こわいおかおはフワフワとんでいったよ
ニーニは怖がりだ。小さい子はお化けをとても怖がる。リアルな存在に思えるようだ。

「あのね」とニーニは語りはじめた。


「よなかにトイレにおきたのね。パパとママはねむっていたの。クリオも。そしてね、ひとりでトイレからでて、ゴミばこのところね、かどのところにおいてあるやつ。そこにね、かみがはいっていたの。『あれ、なにかな?』っておもってとったのね。そしたら、スゴーイこわいの!目がこんなにグチャグチャになっていて、お口はこーんなふうに、ここまでまっかにさけたみたいになっていたの」

「ほんとに?夢みたんじゃないの?」

「ちがうもん。そしてにーちゃんね、こわいから、それをもって、それからベランダのガラス戸をあけて、2かいからそのかみをすてたの。かみはフワフワとんでいった。したのほうにおちていったよ」


「・・・?」私はそんな不思議なニーニの夢のお話を聞いていた。話した後ニーニは心が軽くなったのかホッとしているように見えた
(^_-)-☆
Copyright © 子どもの世界★愛のキラ星. all rights reserved.